オーストラリアで体験した還暦夫婦の本気の夢で価値観大変化

20代後半にオーストラリアのコロワという

人口5000人の街に住んでいた時に体験したことは

わたしの人生の価値観に大きな影響を与えてくれました。


ある日、「お別れパーティーがあるからMIHOも一緒に行こう」と

ホストマザーに誘われついて行ったら


”夫婦ともに元気だから一軒家を売り、ボートを買って

世界一周する”還暦を迎えた夫婦のお別れパーティーだったんです！！


当時のわたしは、

ニュースで流れる日本の老後は熟年離婚、

定年退職をした後無価値観を感じて自殺する男性

住宅ローンを抱えているから別れられない夫婦など

将来に対する暗いイメージしかなかったので



還暦を迎えて家を売ってボートで世界一周！という発想と

その二人を笑顔で「行ってらっしゃい！楽しんできてね！」と

伝える友達や近所の人の笑顔にとても驚きました。


そのご夫婦に「帰ってきたらどこに住むの？」と質問したら

「その時考えるわ。アパートに住んでもいいし、なんとかなるから大丈夫」

ええええ〜〜〜！！


それよりもこれから二人で旅立つことへの希望が目から感じられて

「ずっと夢だったんだ、子どもも成人してるし」とご主人の顔も

生き生きしていました。


日本では将来の不安ばっかりなのに

こんな生き方、考え方でも大丈夫なんだ。

こうやってたくさんの知り合いがいることが財産なんだ

と感じました。


わたしの人生を振り返り

なんとかなるチャレンジが本当に多いんですけど

このご夫婦のことを思い出すと

まだまだだな〜笑なんて勇気がでます。


人生何歳になってもチャレンジできるししていい

一人じゃないよ、二人だよ、仲間もいるよはいちばんの財産ですね！