先日、20年来の友人と久しぶりに会いました。
そのとき交わした会話が、私にある“あたたかな気づき”を運んできてくれました。
🍀 20年のつながりが教えてくれたもの
彼女と出会ったのは、私がアメリカと日本を行き来しながら、半導体の通訳として働いていた頃のこと。
「同じ年齢でカナダに留学していた女性がいるよ」と紹介され、会ってみるとすぐに意気投合しました。
価値観も近く、自然と距離が縮まったのを覚えています。
🌱 応援するって、特別なことじゃない
それから20年。
私が「次はこんなことに挑戦してるんだ」と話すたび、彼女はいつも変わらない笑顔で、
「いいね」
「みほはいつもステップアップしててすごいね」
と声をかけてくれました。
その何気ない言葉が、どれほど私の背中を押してくれていたか……
私は時々、「こんな生き方って変かな?」「人と違う選択ばかりしてない?」と不安になることがあります。
でも彼女の一言が、その不安をそっと癒してくれていたのです。
☕ 久しぶりに会って、話したこと
久々に再会したその日。いろんな話をしました。
- 最近始めたタイ語の勉強のこと
- 長く続けている韓国語学習のこと
- 結婚・離婚を経て、パートナーと築けている穏やかな関係
- 独立して10年、仕事を続けてこれたこと…
すると彼女は相変わらず、
「すごいね」「みほって本当にすごい」
と、まるで20年前と変わらないトーンで言ってくれました。
その瞬間、私はふっと安心したんです。
「今はまだ道の途中だけど、これからもきっと進んでいける」
そんな気持ちになれたのは、きっと彼女の“存在”がそう思わせてくれたから。
✨ 何気ない会話から見えた“彼女の価値”
話の途中、彼女がふと話したのが、今やっている家庭教師のことでした。
「中2の男の子に英語を教えてるんだけど、成績が上がったんだよね」
さらっと話す彼女に、私は思わず聞き返しました。
「何もしないで成績が上がるなんて、そんなわけないよ」
「“英語めんどくさい、やりたくない”から、“ちょっと楽しくなってきた”に変えるのって簡単じゃないよね」
それを変えたのは、あなたなんじゃない?と伝えると、
彼女は少し驚いたように「そうかな……」とつぶやきました。
⚾ 英語を教える“だけ”じゃなかった
「英語以外の話ってする?」と聞いてみると、
「野球部で頑張ってる子だから、その話もよく聞いてるよ」
と教えてくれました。
私はその瞬間、確信しました。
彼女が伝えていたのは、「英語」じゃなくて、
「君が頑張ってることに私は興味があるよ」「あなたはすごいよ」というメッセージだった、と。
そういう関わりがあったからこそ、その男の子は
「この人のために頑張りたい」
「英語もちょっとやってみようかな」
と思えるようになったんだと思います。
💌「あなたのおかげで、頑張れた」
そう伝えると、彼女は目にうっすら涙を浮かべながら、
「そういえば、その子から“誕生日おめでとう”ってLINEが来てた」
と、少し照れたように話してくれました。
さらに私は、聞いてみました。
「どうしてそんな関わり方ができるんだろう?」
彼女は少し考えてから、こんなふうに話してくれました。
「私ね、やりたいことがわからなくなるたびに、お母さんがいつも話を聞いてくれてたんだよね」
「それって、今あなたがその子にやってあげてることだよね」
🔄 やってもらって嬉しかったことを、今 誰かにしてあげる
私たちは、過去に「もらって嬉しかった優しさ」を、無意識に誰かに返していることがあります。
逆に、された嫌なことを、誰かにしてしまう人もいます。
でも彼女は、ちゃんと“嬉しかったこと”を、次の誰かに渡していた。
だから、彼女と話していると自然と元気になれるし、前向きになれる。
その理由が、やっと腑に落ちた気がしました。
🌈 その人の価値を言葉にするということ
今回は、私が彼女に、
「あなたのしていることには、大きな意味があるよ」
と伝えることができました。
その一言が、少しでも彼女の心に残って、
「自分のやっていることに価値がある」と感じてもらえたのなら、
ほんの少しだけ、恩返しできたかなと思います。
🌟 最後に:あなたの何気ないひとことが、誰かの“頑張る理由”になっているかもしれません
彼女があの男の子にかけた言葉のように、
あなたの「ひとこと」や「関わり方」が、
誰かの未来をそっと支えていることがあるかもしれません。
「そんなふうに人と関われたらいいな」
「わたしにも、そういう言葉をかけてくれる人がいたら…」
そう感じたあなたへ。
優しさや温もりは、きっとめぐりながら育っていくものです。
そしてそれは、あなたの中にもきっとあるものです。