私は「サイキックミディアム」という才能を持って生まれました。
けれどもこの能力について、誰からも教わることなく、自分なりに試行錯誤を繰り返してきました。
ずっと手探りで歩んできた中で、最近ようやく、自分の力をどんなふうに使えばいいのかが整理できました。
正確には、ライフコーチであるパートナーに伴走してもらいながら、一緒にその整理を進めました。
その結果として、「どんな状態の人に、どのようにこの能力を使うのが最善か」がはっきり見えるようになったのです。
能力が“うまく使えた”とき
わたしの能力が正しく使われたとき、クライアントさんは自分の意思で一歩を踏み出すことができます。
その一歩はとてもスムーズで、結果として、クライアントさんが望んでいた方向へと現実が動き始めるのです。
“うまく使えていなかった”ときに起きたこと
逆に、うまく使えていなかったときは、クライアントさんの気分が一時的に良くなることはあっても、現実的な変化は起きませんでした。
そのうえ、わたし自身の体調が悪くなり、ひどいときには寝込んでしまうこともありました。
今になって思うと、それは「使う相手・使い方が違っている」という、自分自身からのサインだったのだと感じています。
能力を「うまく使えなかった」と感じた具体的なケース
たとえば、以下のようなクライアントさんに対して、私は自分の能力を「安心させてあげるため」に使ってしまっていました。
- 自分のことを振り返ることなく、他人の愚痴・不満ばかりを話し続ける
- 「どんな自分でも受け入れてほしい」と、自己変容を拒みながら癒しだけを求める
- 「相手を変えてほしい」と、自分は何も変えずに他人の行動を期待通りにコントロールしたい
- 「お金がすぐ入るようにしてほしい」と、現実的な行動なしに願望だけを叶えたがる
こういったケースではわたしの力を使っても本質的な変化は起きず、むしろ私自身が消耗していました。
「できないとは言えない」「お金をもらっている以上、応えないといけない」と思い込んでいた時期もありました。
そのことは、今では反省しています。
能力が「うまく使えた」クライアントさんの特徴
逆に、わたしの能力が最大限に活かされたのは、こんな方たちでした:
- 自分の中にある問題点や未熟さを見つめ、「もう変わりたい!」という意思がある
- 他責ではなく自責の視点で、自分の行動をすでに変え始めている
- 地に足のついた行動を、すでに積み重ねてきている
そういった方には、わたしのスピリチュアルパワーが「流れを加速させる力」となり、スピーディーに変化が起きていきました。
今後の方針と、わたしの決断
こうして過去の経験と反省を整理したことで、わたしは一つの決断をしました。
まだ自分の内面と向き合う準備ができていない方や、現実的な行動を拒んでいる方に対しては、スピリチュアル能力を使わない。
これは、自分自身を守るためでもあり、本当に必要な人に正しく力を届けるためでもあります。
スピリチュアルだけじゃない、わたしのもう一つの力
とはいえ、論理的に物事を積み上げてきた経験も、わたしの中にはあります。
自分の過去の行動を振り返り、反省しながら、「どうやって変わったのか」「どんな戦略で積み上げてきたのか」——
そういった視点からのサポートも、今後はもっと積極的に提供していこうと思っています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも、自分の力を正しく使い、必要な方に届けていけるよう努めてまいります。